スタンプラリーの巻...京王「夏の想い出ペッタンポン」復活希望!!私の京王帝都電鉄・小田急電鉄・営団地下鉄・都営地下鉄スタンプラリー体験記!


スタンプラリーの巻

私は、1988〜97年の夏休みを「鉄道」に費やして来ました...





 回 想 ス タ ン プ ラ リ ー 

 私が初めて挑んだスタンプラリーは5歳の時、兄とその友人に連れられ挑んだ「'88京王・井の頭線67駅 スタンプ停車の旅 夏の想い出ペッタンポン」である。まだ、相模原線の終点が南大沢駅、府中駅は地上駅、5000系も現役、自動改札とは無縁の京王帝都電鉄時代であった。それまで、地元の鉄道路線である京王線は身近な存在ではなかった私であるが、1988年夏、京王・井の頭線全67駅(当時)を完全踏破してしまう。旅中、見るもの全てが新鮮であり、京王多摩川駅下車の京王百花苑で昼食をとったり、稲城駅ホーム南端から武蔵野線を行く長大な貨物列車に見とれたり、高尾山口駅で下車し、高尾登山電鉄のケーブルカー&リフトに乗り高尾山の展望台へ登ったりした事を記憶している。小学校入学以前に、スタンプラリーに挑戦した体験は、非常に貴重な経験となったという事は、言うまでもない。

 以来、毎年スタンプラリーに参加し夏休みに一人旅に出る事が、私の恒例行事となった。1994年(小6時)には、小田急電鉄のスタンプラリーに挑戦した。江ノ島駅から初めて乗った江ノ電、大和〜鶴間間で目撃したF-14戦闘機(厚木での「T&G」と思われる訓練)とその轟音(その後、ユザワヤ吉祥寺店にて、タミヤの1/72Scale ウォーバードコレクション「F-117Aステルス」を購入し、ミリタリーに夢中...)、小田原で見た長大な貨物列車、小田原〜箱根湯本間の3線式デュアルゲージ(3線軌)に仰天等、ここでも小田急線ならではの、新たな発見が盛り沢山であった。

 そして、神中バスケ部の夏季練習に死にかけていた最中の1996年(中2時)、何と「'96京王・小田急 鉄道ものしりスタンプラリー」と営団地下鉄「メトロンのスタンプラリー'96両さんの東京タイムトンネル」の双方を挑戦し、クリアした。思えば、この辺りから私の鉄道に対する想いが高揚し、又、営団スタンプラリーのスポンサーであった「こち亀」のコミックを熟読するようになり、国家資格を多数保有プラモを愛する「両さん」に憧れて始めた。まさに、私自身の趣味嗜好錬成の発端、或いは加速時期がいわば1996年にあるのではないかと、回想する。

 振り返れば、1980年代後半から1990年代前半のスタンプラリーは景品が妙に豪華であり、こういった面から当時の鉄道会社の好景気振り、バブル経済の時代を垣間見る事が出来る。

 最近では、地元の京王電鉄然り、夏休みのスタンプラリーを実施しない鉄道会社が当然のようになってしまった。しかし、沿線の小中学生にとって、スタンプラリーで得られる発見・情報・経験・苦労・達成感は将来にかけ、掛け替えのない影響を与える事に間違いはない。地域に密着し、そのサービスの向上を図る大手民鉄各社は、小中学生に対する催し等の沿線サービス、役割を忘れてはならないと、私は考える。



 私 の ス タ ン プ 帳 

'88京王・井の頭線67駅
スタンプ停車の旅

夏の想い出ペッタンポン
'89京王・井の頭線67駅
スタンプ停車の旅

夏の想い出ペッタンポン
'90京王全線68駅
スタンプ停車の旅

夏の想い出ペッタンポン
'92京王全線68駅スタンプ停車の旅
夏の想い出ペッタンポン
〜日本の絶滅危機の動物たち〜










景品等 各駅の「高尾山の花」カード

景品(メダル拡大)
各駅のシールミニトロフィー 各駅の「高尾山の夏の鳥」カード

2日乗車券(小児)・勲章型メダル
1日乗車券(小児)全駅のクイズ

缶バッジ
思ひ出  兎に角、バブリ〜!景品の他、各駅毎にカードを用意するなんて、気前が良過ぎです。しかも、スタンプ帳は「京王おもしろ豆辞典」を兼ねており、今見ても京王に関する資料として役立つ。コレが第3回という事は、京王のペッタンポンは1986年に開始された模様。  第4回ペッタンポン。スタンプの他、小学館のコロコロコミックに登場するキャラのシールを各駅毎に集めるもの。スタンプ帳は「京王おもしろクイズ」を兼ねている。景品は「ミニトロフィー」…バブリ〜!  第5回ペッタンポン。「高尾山・夏の鳥たち図鑑」と題し、スタンプと同時に全駅の「高尾山の夏の鳥カード」を収集する。この時代の京王はヤル事がダイナミックですね。  第7回ペッタンポン。何故か、第6回(1991年・小3時)には参加していない…何でだろう。今回は、全69駅を「鳥類コース」「淡水魚類コース」「哺乳類コース」に分割し、コースごとに景品(缶バッチ)が贈呈される形態。各駅の「おもしろ動物クイズ」も収集。景品が乏しくなってきました…

…実は鉄道スタンプラリーの渦中、同時にこれらを集めて来ました。

'94小田急スタンプラリー
ライブ・ア・ライブ7大ヒーローをさがせ
メトロンのスタンプラリー'96
両さんの東京タイムトンネル
'96京王・小田急
鉄道ものしりスタンプラリー
'97京王・小田急
クイズスタンプラリー










景品等 1日全線フリー乗車券認定証

ロマンスカード
特製袋認定証

景品(下敷・キーホルダー・ステッカー)
1日全線フリー乗車券認定証 1日全線フリー乗車券

認定証1認定証2・パズル
思ひ出  小田急のスタンプラリーに初出撃!超大作RPGファミコンソフト「ライブ・ア・ライブ」がタイアップしている。私は当時から、ファミコンよりプラモ(ミニ四駆)派だったので、ゲームについては理解不能だった。この時代は漫画家の小林よしのりさんが大活躍です…今では朝生  私の人生に多大な影響を与えた「こち亀」が全面タイアップした営団スタンプラリー。営団は全駅を踏破ではなく主要駅のみで、列車運転本数も多くて、非常に楽だった事を記憶している…そして、私は沿線図書館へ展開、侵攻。各駅のスタンプ台の装飾が非常に派手だった印象がある。  全138駅・総延長205.3キロを回って来いという、京王・小田急合同初?の子供向けという性格が無くなって来たスタンプラリー。スタンプ帳は「鉄道ものしり百科」を兼ね、各駅の歴史等を紹介。景品は粗品化…。この頃は子供に甘く無いな〜。部活で「水飲むな」教育の頃。。  学研の「イマジン学園」が協賛した、またも京王・小田急合同スタンプラリー。さすがに、全138駅を回らせるのはキツかったらしく、レベル1〜3のコースを設定。しかし、景品は幼児向けパズル。豪華な景品は抽選形式。完璧にセコくなって来た,不景気に突入間近か…

…1992年、亀田製菓のテレカ・デザインコンテスト?に応募,入選した、私のイラスト

'97夏休みスタンプラリー
ジャングル大帝
第一期「関東の駅百選」
スタンプラリー










景品等 弁当箱・下敷・認定書 景品
思ひ出  中3時に行った、映画『ジャングル大帝』協賛の東京都交通局スタンプラリー。何と、都営地下鉄全駅と都電の主要駅、都バスの営業所も回って来い、というかなり難易度の高いスタンプラリーだった。しかも、12号線が練馬〜光が丘時代です。短期間で踏破するには、地理・方向感覚と計画性が要求され、そして地図が必須アイテムであった。…で、景品がプラ製弁当箱かよぉ〜。  高1時('98年)に行われたもの。コレは、ほとんど友人のH所さんが挑戦し、頂いたものです。景品は折畳式「トラベルクロック」。高校1〜2年の夏休みは、コレ対策で潰しちゃいました。

...JR東日本「 ポケモンスタンプラリー」は主要駅のみで、アマチャン過ぎるな〜。。



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