|
使用したキット等
- ITALERI,SD.KFZ. 179 BERGEPANTHER
- Verlinden Productions,N°2001 1:35 Bergepanter Improvement Kit
- Verlinden Productions,N°1266 1:35 Panther G Detail Set (Tamiya)
- TAMIYA,ITEM 35180 ドイツ戦車兵 エンジン整備セット
- eduard,Bergepanther ITALERI Kit.(35-119)
- ABER,Front fenders for Panther Ausf.A/D(35A31)
- Voyager Model,PE35027 1/35 PzKpfw V Ausf A/D Side Skirts
- Finemolds,ドイツ軍・戦車用ペリスコープセット1「タイガー/パンター用」(MG08)
- Finemolds,パンサーA型車幅表示ポール(MG46D)
- MOSKIT RUSSIA,35-25 BERGEPANTHER Ausf.A
- MODELKASTEN,SK-10 パンター戦車用履帯[後期型](可動式)
- MODELKASTEN,W-3 PANTHER ausf D 1/35scale road wheel
- フラグシップ,超極細 チェーン(黒),0.9ミリ×1.3ミリ φ0.2ミリ 長さ50cm
- MIG PRODUCTIONS,Mig Pigment,Dark Mud(P033),ACRYLIC RESIN
- TOMIX,シナリープラスター<8141>
- 童友社,1/35コンバットフィギュア Series4 004 野戦服兵士(MG42機関銃)
|
→ |
sWSでの予告の通り、学生時代最後の製作は「ベルゲパンター」を作り込む事にしました…ベルゲパンターも大抵の模型店で売れ残っている、あまり人気の無い車種?でしょう。ITALERIのキット自体はレオナルド秋葉原本店の半額セールで大分前に入手。その後、就職活動中を含めパンター絡みのパーツを、色々なお店で地道に買い集めて来ました(凄くお金をかけていると思います)。最も入手に困難を要したのが、エンジンパック!ネットやお店で探しても見当たらなかったので、Verlinden Productionsの輸入元である「オリエントルクス」に問い合わせ、輸入してもらいました。この後、いくつかの模型店でエンジンパックが陳列されていましたが、これは私のオカゲなのではでは…何ちってm(^0^メ)m |
→ |
Tamiyamodelmagazine No.111等でデキが悪いと噂のITALERIのベルゲパンターのキットは、事実全体的にデキが悪かったです。従って、エッチングパーツやレンジキット等でリカバリする必要、大!パンター絡みのパーツはA・D型とG型のモノを混在使用しています。今回も内装の塗装等を先に行う必要があり、何だか戦闘機を作っている気分でした。 |
→ |
Verlinden Productionsの内装とエンジンパックを車体に組み込んだ状態です…かなり苦労します。レンジパーツの整形作業には水磨ぎが可能な紙ヤスリが必須。内装の変速機・周りは実車と全然違います。トーションバーサス等は超リアルです。無線機にはビーズアクセサリー用のステンレスワイヤーでコードを追加。 |
|
|
エンジンパックはTAMIYA用なだけにITALERIのキットとの相性は最悪でした。 |
内装は頑張って削れば、すんなり入ります。ちなにに、ウィンチのロープは付属していません。 |
→ |
エンジンパック。パイプはキットのモノを使用。塗装はラッカーでジャーマングレーと黒系の混色で吹いてます。しかし、GSIクレオスのジャーマングレーがこんなにも強い「青」だったとは…。 |
|
|
うむうむ。エンジンと内装を入れると、こんなにメカ感が出て、何より模型自体の重量感がたまりませんね。 |
|
|
…Verlinden Productionsのレンジキットは整形作業が緩和されれば、最高なんですけどねぇ…付属のエッチングパーツは若干、厚みが気になりました。 |
|
|
今回も基本塗装はラッカー系で、且つホワイトの強いダークイエローを採用。基本塗装前のサーフェイサーを吹く前の姿が最高に美しかったのですが…撮影を忘れてしまいました。 |
|
|
左右の側面は、Voyager Modelのサイドフェンダーの配置、及び被弾の再現等により、変化を付けるよう心掛けました。やはり、履帯は丸出しの方がカッコイイです…PPH"ABER"の前フェンダーを取り付けると(右サイド)、見事に隠れてしまいます。 |
|
|
塗装を終えてある内装レンジパーツを汚さぬよう、マスキングは強力、且つ隙間無く確実に施しました。 |
★ 完 成 ★ |
|
|
…か・完成、致しました!製作期間:約2年半(休日にコツこつこつコツと)。ベルゲパンサーに関する極秘資料の入手先はココだぁ! |
|
|
今回は「泥塗れ」に挑戦してみました。というのも、3色迷彩(特に前面)に大失敗し、それを隠滅する為に急遽「泥沼に突っ込んだ事のある、ベルゲパンサー」という設定に。 |
|
|
泥の素材は、鉄道模型にハマッていた頃、お世話になったTOMIXのシナリープラスター<8141>を使用。シナリープラスターと木工用ボンド、MIG PRODUCTIONS製のACRYLIC RESINを攪拌したバケツ(プール)に、ドボン。言うまでもなく、乾燥後車体下部(シナリープラスターが付着した(泥の)部分)は真っ白になります。 |
|
|
シナリープラスターや石膏は真っ白な状態で車体に塗り付け、その後、溶きパステルやMIG PRODUCTIONS製、Mig PigmentのDark Mud(P033)等で汚していった方が簡単に微調整が利くと思います。雑誌等の作例では、石膏に色を付け車体に塗りたくってますが…。 |
|
|
|
|
Verlinden Productionsの内装(エンジンパック等)を組み込んでいるので、勿論後部のカバーは全て↑取り外し可能↑に改造。余談:MIG PRODUCTIONS製のACRYLIC RESINとは、要するにボンドです。市販の木工用ボンドをアクリル溶剤や水で希釈し、共に攪拌すれば、十分。 |
|
|
クレーンの部分はフラグシップ製の超極細チェーン(黒)を使用し改造。ジブの起伏が可能です。 |
|
|
Verlinden ProductionsのImprovement Kitには、内部に複数の平歯車が組み合わさっているリアルな「減速機箱」(クレーンの知識、炸裂)も付属。ワイヤーロープは付属していないので、別に購入し巻き付けます。 |
SSyms flatcar Panter パンサー・レールカー(パンサー戦車用鉄道貨車)に積載すると↓↓ |
|
|
やっと、パンサー戦車専用の貨車に「パンサー戦車」じゃなくて「ベルゲパンサー」を積載する事が出来ました。 次回作は、ドラゴンの『BERGEPANZER TIGER(P)』の予定。勿論、回収車です。 |